キムヨナを持ち上げたいカノ国と日本のアッチ寄りのマスコミが、トリノ五輪のことで真央ちゃんに絡めてどさ

くさ紛れにキムヨナも当時年齢制限で出られなかったなんて伝えるのは、まったくのです。
 

今までいろいろなブロガーさんが、この件について本当のことを伝えていらっしゃいますが、私も念押しのために申し上げたいと思います。


カノ国の選手には、出場権は無かった。
  
年齢制限に「特例」が適用されたとしても
  
出場権が無ければ出られない。




あの当時、「年齢制限に対する特例」があったら、真央ちゃんは「台風の眼」となってメダル候補と言われていた人々を脅かす存在になっていたと思います。

なぜなら、すでに真央ちゃんはシニアに参戦し、初戦の中国杯で2位、第2戦目のエリック杯で優勝という好成績を残し、グランプリシリーズのトップ選手しか出られないGPファイナルでも、スルツカヤさんや中野友加里さんたちを相手にSP、FS共にトップの「完全優勝」をして  グランプリシリーズの頂点 に立っていたからです。

2005

真央ちゃんが2005年にそういう成績を残したからこそ、メダルを狙える選手が、年齢制限に「ほんの87日足りないというだけで、代表になれなくていいのかと、話題になったのです。


しかしながら、一方のキムヨナは、2005年はジュニアの試合にしか参加したことがありません。シニアでの実績は一つもありません。しかも、カノ国に出場権はありませんでした

ネットの中には「韓国女子シングルのトリノ五輪参加枠は当初ゼロであったが、トリノ五輪予選会であった2005カール・シェーファーメモリアルに参加し上位の成績を残せば参加枠を1つ獲得することができた」と書いてあるものがあります。いかにも参加枠を獲得したかのような錯覚を覚えさせますが、この大会でカノ国の選手は上位の成績を残していません。ですから参加枠は獲得していません。
http://www.geocities.jp/asada_maota/torino.html#ref5



トリノオリンピックでのフィギュアスケートに於ける女子の出場枠は30(人)です。

通常、前年の世界選手権に出て上位の成績を残した選手の国(NOC/ISUのメンバー)に、出場権の内の24が付与され、残りの6は、「24」にあぶれた国の選手が最終予選にあたる大会に出場し、そのうちの上位者
6人の国に与えられます。


世界選手権で決まる「24」について、ウィキペディアの記述と大会結果を参考にしてご説明します。
<参考>
http://ja.wikipedia.org/wiki/2005%E5%B9%B4%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9



<算出方法>
 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が13位以内1人出場の場合2位以内3枠。
 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が28位以内1人出場の場合10位以内2枠。
 出場した2人(3人出場の場合上位2人)の合計順位が29位以下1人出場の場合11位以下1枠。
 ただし、16位以下24位までは16位扱い、25位以下は18位扱い、予選落ちは20位扱い。


2005年のモスクワ世界選手権に出場した選手たちの結果を基に各国が取得した枠数を下に書きます。

<2005 世界選手権で権利を取得した国と枠数>
2005 3/14-20 モスクワ

国名       選手の結果と貢献                     枠       
ロシア      スルツカヤ(1位)    ソコロワ(7位)  <計8位>   3枠
アメリカ     コーエン(2位)     クワン(4位)   <計6位>   3枠
イタリア     コストナー(3位)                    2枠
日 本      村主章枝(5位)     安藤美姫(6位)  <計11位>   3枠
フィンランド   ポイキオ(8位)                     2枠
ウクライナ    リアシェンコ(10位)                   2枠
カナダ      ロシェット(11位)   ファヌーフ(16位扱い)<計27位> 2枠
ハンガリー    シェベシュチェーン(12位) ハブク(16位扱い)<計28位> 2枠
クロアチア    ヘーゲル(13位)                     1枠 
スイス      マイアー(14位)                     1枠
ドイツ      ディトルト(15位)                    1枠
オーストラリア  カーター(16位扱い)                   1枠
スウェーデン   ヨハンソン(16位扱い)                  1枠
----------------------------------------------------------------------------------------
                                 計  24枠


ちなみに、この時カノ国から出場した 崔智恩(チェ・ジウン)は、当時はまだあった予選で
全39人中28番目で通過(30位まで)したものの、ショート・プログラム(SP)で、
最下位の30位であったため、24人しか進めないフリー・スケーティング(FS)には出られませんでした。
http://www.isuresults.com/results/wc2005/index.htm



さて、残りの6と補欠順はカール・シェーファー・メモリアル(記念)大会で決まっています。

<2005 Karl Schafer Memorial大会(最終予選)で権利を取得した国と該当選手>
2005 10/14-17 オーストリア・ウィーンで開催

中 国      リュウ・エン(1位)         1枠
北朝鮮      キム・ヨンスク(2位)        1枠
ルクセンブルグ  フルール・マクスウェル(3位)    1枠
ジョージア    エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ(4位) 1枠
エストニア    エレーナ・グレボワ(5位)      1枠
ルーマニア    ログザナ・ルカ(6位)        1枠
                        計   6枠

ちなみに、この大会にもカノ国からは 崔智恩(チェ・ジウン)が出場してますが、11位でした。
6位以内に入れなかった選手の国は 順位通りに補欠となりました。

ウズベキスタン    (7位)  補欠1位
ベルギー       (8位)  補欠2位
トルコ        (9位)  補欠3位
オランダ       (10位) 補欠4位
韓 国        (11位) 補欠5位
オーストリア     (12位) 補欠6位
アゼルバイジャン   (13位) 補欠7位
ブルガリア      (14位) 補欠8位
チェコ        (15位) 補欠9位
南アフリカ共和国   (16位) 補欠10位
スロバキア      (17位) 補欠11位
スペイン       (18位) 補欠12位
フランス       (19位) 補欠13位
メキシコ       (20位) 補欠14位
イギリス       (21位) 補欠15位
ラトビア       (22位) 補欠16位
台 湾        (23位) 補欠17位

上記のように カノ国は補欠の5番として位置されたのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/2005%E5%B9%B4%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB


このことについては、ISU(国際スケート連盟)が世界のスケート連盟に配布した2005年11月11日付けの通信文 「ISU Communication No.1355 OLYMPIC WINTER GAMES 2006 ENTRIES / PARTICIPATION SINGLE & PAIR SKATING AND ICE DANCING(ISU通信No.1355 オリンピック冬季大会2006 シングル、ペア、アイスダンスのエントリー/参加について)」で出場枠の内訳について記載しています。
http://www.sportcentric.com/vsite/vfile/page/fileurl/0,11040,4844-175322-192540-98972-0-file,00.pdf


A) Entries
  A) エントリー(参加/出場)

1. Allocated entries
1.参加割り当て
The remaining entries for the Single & Pair Skating and the Ice Dancing competitions at the 2006 Olympic Winter Games (OWG) have been allocated according to Rule 400, paragraph 4, and Rule 570, paragraph 4, after the Karl Schäfer Memorial, Olympic Qualifying Competition in Vienna, Austria, held on October 12-16, 2005.
シングル、ペア、ダンスの2006トリノ冬季大会の残りのエントリーは、規則400・4節と規則570・4節に従い、2005年10月12-16日に開催される、オーストリア・ウィーンでのオリンピック最終予選のカール・シェーファー・メモリアル大会後に割り当てられる。
Only NOCs/Members which had not already qualified for entries in each discipline were eligible for the remaining entries for the 2006 Olympic Winter Games.
まだ2006トリノ冬季大会のエントリーの資格のないNOC(オリンピック委員会)又はISUのメンバー連盟のみが、残りのエントリーへの資格を与えられる。
Entries to 2006 Olympic Winter Games are in all cases awarded to NOCs/Members and not individual/named skaters.
2006トリノ冬季大会へのエントリーは、いずれの場合もNOCかメンバー連盟へ与えられるものであり、指名された個人やスケーターへでは無い。


Final list of NOCs/Members qualified for
the 2006 Olympic Winter Games Figure Skating Competitions

2006オリンピック冬季大会フィギュアスケート競技会 有資格NOC/メンバー連盟 最終リスト
The following Members have qualified for entries at the ISU World Figure Skating Championships 2005, Moscow
以下のメンバー連盟はモスクワでの2005年ISU世界フィギュアスケート選手権大会で参加資格を得た。
(国と枠数は省きます)
1355 p1-2
The following Members have qualified for entries after the Olympic Qualifying Competition Karl Schäfer Memorial 2005
以下のメンバーはオリンピック予選のカール・シェーファー記念大会2005で参加資格を得た
(国と枠数は省きます)
1355 p2-2
2. Stand-by-Entries (in order)
2.補 欠(順番通り)
(国名は省きます)
Please also see paragraph C.
パラグラフ(節)Cも参照のこと

3. Qualification for Final Free Skating Ladies and Men
3.最終男女フリースケーティング予選
Based on the results of the Short Program in Singles and in accordance with Rule 379, paragraph 1, the twenty-four (24) best placed competitors only shall qualify for the Final Free Skating. The results shall be calculated in the usual manner in accordance with Rules 353.
規則379、1節に従い、シングルのショートプログラムの結果を基にして、上位24人の競技者のみが最終のフリースケーティングで予選をするものとする。
結果は規則353の通常方式に従い、計算されるものとする。
1355 p3-2
C) Entry procedures/deadlines
C) 出場手続き/締切
• November 30, 2005: Entry by Number forms must be submitted by all NOCs/Members which have been allocated an entry to the OWG, including those with stand-by entries. These forms must be sent by NOCs/Members and received by TOROC no later than November 30, 2005, according to their instructions and a copy must also be sent to the ISU Secretariat. In the case that not all NOCs/Members use their full quota of entries, the available places will be reallocated to the stand-by NOCs/Members. The respective stand-by NOCs/Members will be informed by the ISU immediately after November 30, 2005.
2005年11月30日:補欠を含むオリンピックの出場割り当てがある全NOC/メンバーは、人数形式による出場フォームを提出しなければならない。このフォームはNOC/メンバーにより送付され、2005年11月30日までに、トリノオリンピック組織委員会により受領され、IOC事務局へもコピーが送付されなければならない。
NOC/メンバーが出場割り当ての全部を使いきらない場合、補欠メンバーを空席へ再割り当てする。
各補欠NOC/メンバーへは2005年11月30日以後直ちに報告される。

• January 23, 2006: Entry by Name forms (see attached) must be sent by all NOCs/Members which have been allocated an entry to the OWG, including those with remaining stand-by entries, and be received by the ISU Secretariat only, no later than January 23, 2006. In the case that not all NOCs/Members use their full quota of entries and the available entries are reallocated to NOCs/Members with remaining stand-by entries, the NOCs/Members receiving these reallocated entries will be informed by the ISU Secretariat by January 27, 2006.
2006年1月23日:補欠を含むオリンピックの出場割り当てがある全NOC/メンバーは、記名形式による出場フォーム(添付参照)を、提出しなければならない。これはISUの事務局へのみ、2006年1月23日までに送付されなければならない。
NOC/メンバーが出場割り当ての全部を使い切らない場合、残りの補欠メンバーを空席へ再割り当てする。NOC/メンバーは再割り当ての出場権をISU事務局から2006年1月27日までに報告される。
• January 30, 2006: TOROC Entry by Name forms must be submitted by all NOCs/Members which have been allocated an entry to the OWG. These forms must be sent by NOCs and received by TOROC no later than January 30, 2006 according to their instructions and a copy also sent to the ISU Secretariat. After this date, in principle no entries can be transferred from one NOC/Member to another NOC/Member.
2006年1月30日:オリンピックの出場割り当てのある全NOC/メンバーは、記名形式による出場フォームをトリノオリンピック組織委員会へ提出しなければならない。このフォームはNOC/メンバーにより送付され、2006年1月30日までにトリノオリンピック組織委員会に受領され、ISU事務局へコピーも送付されなければならない。この日付以降出場権が、あるNOC/メンバーから別のNOC/メンバーへ委譲されることは原則として無いものとする
1355 p4-2
1355 p5-2
**********************

実際のトリノオリンピックでは、女子の枠を1つずつ持っていたはずのドイツとスウェーデンが、11月30日、1月23日、1月30日のいずれかの時点で枠を辞退したようで、補欠の1番のウズベキスタンと(本来であれば補欠2番のベルギーに枠が回ったはずですが辞退したようで)、補欠3番のトルコに出場権が与えられました。
一縷の望みであった補欠枠も2006年1月30日の時点で、補欠の3番までしか出場出来ないことが決定し、
補欠の5番」だったカノ国の選手には、出場権が回ってくることはなかったのです

出場権が無いんだから、たとえ年齢条件が緩和されたとしても出られなかったの!



ジョージアのゲデ子ちゃんは、真央ちゃんと同じ1990年生まれだけど、1月がお誕生月なので、年齢条件を満たして、しかも最終予選のカール・シェーファー・メモリアルに出て4位となり、自力で出場権を勝ち取りました。
さらに、本番のトリノのショート・プログラムで6位になり、フリー・プログラムで最終組に入るという快挙を成し遂げました。

キムヨナ側はゲデ子ちゃんの快挙にもタダ乗りして、1990年生まれだからというだけで、キムヨナも凄かったような伝説作りをしていますよね。騙されちゃいけません!

***********************

いくらキムヨナが韓国国内選手権で1位だったと言っても、2位の人が世界選手権で予選ぎりぎりでショート・プログラムだけは滑れた人で、30人中30位の成績で、フリーで足切りされた人ですからねー。
しかも最終予選の補欠の5番って成績じゃあ、そんな人に勝ってたからって説得力ないわー。( ̄▽ ̄;)

本当に驚異的に強かったなら、真央ちゃんと同じように、
  
2005年からシニアに上がってきてた筈だし……ねえ

キムヨナ側は、2006世界ジュニアで真央ちゃんに勝ったことを拠り所にしたいのだろうけど、真央ちゃんはこのシーズンはシニアの大会ばかりに出ていて、ジュニアの大会に出たのは世界ジュニアのみ。
世界ジュニア用にシニア用のプログラムを無理やり縮めたプログラムを滑ったため、リズムが崩れただけです。

キムヨナが勝ったというより、真央ちゃんが本調子ではなかった

何よりシニアで獲っていた点より、世界ジュニアで獲った点が圧倒的に低ということが物語ってます。

2005 真央ちゃんの成績


それに2006-2007シーズン、シニアに上がってきたキムヨナはSPが良くても FSの後半は体力無くて転倒か、パンクして潰れてた記憶しかないんだけど?

私の記憶合ってますよね?




この記事は<銀のロマンティック><suzume no ぴっぴ>を含め
ブログには参加していない仲間も一緒に作・構成しました。
 
お読みくださってありがとうございました         <モスクワの鐘>

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