リオ五輪への出場権をかけた、カノ国の水泳の国内選手権が4月25-29日に開催されました。
2014年9月に、テストステロンの使用でドーピングに引っかかった朴テファンも、
今年の3月2日に18か月の資格停止期間が明けたので出場しました。
実はカノ国はドーピングに違反した選手は、その連盟の処分が明けた後も3年間、
国の代表にはなれないという、「国家代表選抜規定第5条」という規則を2014年7月に作っていました。
そしてこの大会に先立って4月6日に開催された、大韓体育会の会議でも、
その規則を改正しないことを決めていました。
朴は、この規則が変更されることを期待して、カノ国やオーストラリアで練習に励んできたようです。
規則の変更が無いことがわかっても、一縷の望みを賭けて、4月11日に大会への参加申し込みをしました。
そのころの報道は、「たとえ朴が優勝しても五輪出場は絶望的」というものばかりでした。
そして出場した大会では、得意の自由形200m、400m、そして得意種目ではない1,500mと100mでも、
全てオリンピックA標準の記録を破っての、ぶっちぎりの優勝です。
彼が出場した種目で、オリンピックA標準をクリアしたのは、彼だけだけだったそうです。
しかも200mと400mは、今シーズンの世界ランキングの上位に入る記録でした。
オリンピックA標準 朴の記録
1,500m 15分14秒77 15分10秒95
200m 1分47秒97 1分46秒31 (今シーズン世界7位)
400m 3分50秒44 3分44秒26 (今シーズン世界4位)
100m 48秒99 48秒91
そこで朴テファンのコーチは4月28日の記者会見で土下座して、朴の出場を懇願しました。
それでもKOC(大韓体育会)は朴に出場権を与えません。
そして昨日(5月2日)、朴自身も土下座して懇願しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000073-wow-spo
http://s.wowkorea.jp/news/read/165458/
“優勝もリオ出場不可”朴泰桓「一度だけチャンスがほしい」…記者会見場で土下座
WoW!Korea 5月2日(月)17時8分配信
韓国の競泳選手パク・テファン(朴泰桓、26)が「一度だけチャンスがほしい」と韓国国民に向けて土下座した。
パク・テファンは2日午後、仁川市庁で開かれたユ・ジョンボク市長の記者会見に出席し、「水泳選手はプールで成績・結果を持って話さなければならない」として突然、ひざまずいた。禁止薬物服用の謝罪はもちろん、リオ五輪出場に対する強い意志表示だと思われる。
先月28日、パク・テファンの師匠であるノ・ミンサン元国家代表監督が弟子の五輪出場を切実に望み、ひざまずいてから4日ぶりだ。
この席は、ユ市長がパク・テファンがリオ五輪に出場できるよう善処を訴えるために設けられた。パク・テファンは姉インミ氏と共に、会見中ずっと重い表情でユ市長の傍に立っていた。「所感を明らかにしてほしい」という記者の質問に「国家に奉仕できるように一度だけチャンスがほしい」としてこのような行動に出た。
ユ市長も「韓国水泳の歴史上、初めてオリンピックで金メダルを首にかけ、全国民に『わたしたちにもできる』という夢や希望を与えた」とし、「パク・テファンが本人の名誉を回復し、国威を宣揚できるよう、最後のチャンスを与えてほしい」と強調した。
ユ市長は今後、大韓体育会にこのような意を伝達し、必要であればオンライン署名運動も検討する方針だ。
ユ市長がパク・テファンにこうした愛情を見せるのは、パク・テファンが仁川市庁所属だからだ。
パク・テファンは2013年3月28日に仁川市庁に入団し、2014年仁川アジア大会など数大会に出場した。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
カノ国人の中では、水連の処分が終わったのに、更に3年、国の代表になれないのは、
「二重処罰」だとして、朴を五輪に出場させるべきという言う声が徐々に高まっているとか。
メダルの可能性より、規則を守ることを優先させるのか、
それともメダル欲のために、1年10ケ月前に出来て、実質初めての運用となる規則を、
有名無実にして、彼に出場権を与えるのか、
あるいは朴テファンがCAS(スポーツ仲裁裁判所)へ訴えるのか…
オリンピックへのエントリーの最終締め切りは、7月18日。
最終締め切りまで残り2か月半余り、ワクワクしながら成り行きを見て行きたいと思います。
結局は「メダル欲」が勝ると私は睨んでいるのですが…
そうじゃなかったら、カノ国人をちょっと見直しますけど…
ご覧いただきありがとうございます <モスクワの鐘>
ランキングに参加中です!
よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
2014年9月に、テストステロンの使用でドーピングに引っかかった朴テファンも、
今年の3月2日に18か月の資格停止期間が明けたので出場しました。
実はカノ国はドーピングに違反した選手は、その連盟の処分が明けた後も3年間、
国の代表にはなれないという、「国家代表選抜規定第5条」という規則を2014年7月に作っていました。
そしてこの大会に先立って4月6日に開催された、大韓体育会の会議でも、
その規則を改正しないことを決めていました。
朴は、この規則が変更されることを期待して、カノ国やオーストラリアで練習に励んできたようです。
規則の変更が無いことがわかっても、一縷の望みを賭けて、4月11日に大会への参加申し込みをしました。
そのころの報道は、「たとえ朴が優勝しても五輪出場は絶望的」というものばかりでした。
そして出場した大会では、得意の自由形200m、400m、そして得意種目ではない1,500mと100mでも、
全てオリンピックA標準の記録を破っての、ぶっちぎりの優勝です。
彼が出場した種目で、オリンピックA標準をクリアしたのは、彼だけだけだったそうです。
しかも200mと400mは、今シーズンの世界ランキングの上位に入る記録でした。
オリンピックA標準 朴の記録
1,500m 15分14秒77 15分10秒95
200m 1分47秒97 1分46秒31 (今シーズン世界7位)
400m 3分50秒44 3分44秒26 (今シーズン世界4位)
100m 48秒99 48秒91
そこで朴テファンのコーチは4月28日の記者会見で土下座して、朴の出場を懇願しました。
それでもKOC(大韓体育会)は朴に出場権を与えません。
そして昨日(5月2日)、朴自身も土下座して懇願しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000073-wow-spo
http://s.wowkorea.jp/news/read/165458/
“優勝もリオ出場不可”朴泰桓「一度だけチャンスがほしい」…記者会見場で土下座
WoW!Korea 5月2日(月)17時8分配信
韓国の競泳選手パク・テファン(朴泰桓、26)が「一度だけチャンスがほしい」と韓国国民に向けて土下座した。
パク・テファンは2日午後、仁川市庁で開かれたユ・ジョンボク市長の記者会見に出席し、「水泳選手はプールで成績・結果を持って話さなければならない」として突然、ひざまずいた。禁止薬物服用の謝罪はもちろん、リオ五輪出場に対する強い意志表示だと思われる。
先月28日、パク・テファンの師匠であるノ・ミンサン元国家代表監督が弟子の五輪出場を切実に望み、ひざまずいてから4日ぶりだ。
この席は、ユ市長がパク・テファンがリオ五輪に出場できるよう善処を訴えるために設けられた。パク・テファンは姉インミ氏と共に、会見中ずっと重い表情でユ市長の傍に立っていた。「所感を明らかにしてほしい」という記者の質問に「国家に奉仕できるように一度だけチャンスがほしい」としてこのような行動に出た。
ユ市長も「韓国水泳の歴史上、初めてオリンピックで金メダルを首にかけ、全国民に『わたしたちにもできる』という夢や希望を与えた」とし、「パク・テファンが本人の名誉を回復し、国威を宣揚できるよう、最後のチャンスを与えてほしい」と強調した。
ユ市長は今後、大韓体育会にこのような意を伝達し、必要であればオンライン署名運動も検討する方針だ。
ユ市長がパク・テファンにこうした愛情を見せるのは、パク・テファンが仁川市庁所属だからだ。
パク・テファンは2013年3月28日に仁川市庁に入団し、2014年仁川アジア大会など数大会に出場した。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
カノ国人の中では、水連の処分が終わったのに、更に3年、国の代表になれないのは、
「二重処罰」だとして、朴を五輪に出場させるべきという言う声が徐々に高まっているとか。
メダルの可能性より、規則を守ることを優先させるのか、
それともメダル欲のために、1年10ケ月前に出来て、実質初めての運用となる規則を、
有名無実にして、彼に出場権を与えるのか、
あるいは朴テファンがCAS(スポーツ仲裁裁判所)へ訴えるのか…
オリンピックへのエントリーの最終締め切りは、7月18日。
最終締め切りまで残り2か月半余り、ワクワクしながら成り行きを見て行きたいと思います。
結局は「メダル欲」が勝ると私は睨んでいるのですが…
そうじゃなかったら、カノ国人をちょっと見直しますけど…
ご覧いただきありがとうございます <モスクワの鐘>
ランキングに参加中です!
よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村
コメント