橋本聖子氏は2006年7月1日付で、財団法人日本スケート連盟の会長になりました。
以来今日に至っても会長なのですが、2008年の10月末から2009年9月末までの一時期
会長職を休職していた時がありました。



橋本聖子氏のウィキペディアから

2008年10月30日、麻生太郎内閣発足に際して外務副大臣に就任したため
日本スケート連盟会長職を休職した。

これは国務大臣・副大臣・大臣政務官については「公益法人その他これに類する諸団体については、
報酬のない名誉職等を除き、その役職員を兼職してはならない。
」とする
国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」の規定によるものである。
2009年9月16日、麻生太郎内閣総辞職に伴い外務副大臣を退任したため、
日本スケート連盟会長職に復帰した。


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国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範」の規定とはこういうものらしいです。

 
国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範  平成13年1月6日(2001年1月6日)
 
(2)営利企業等との兼職
① 営利企業については、報酬を得ると否とにかかわらず、その役職員を兼職しては
ならない。
公益法人その他これに類する諸団体については、報酬のない名誉職等を除き
その役職員を兼職してはならない。
なお、報酬のない名誉職等を兼職した場合は、国務大臣にあっては内閣総理大臣に、
副大臣等にあってはその上司である国務大臣に、届け出なければならない。


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そして1年弱で麻生内閣が総辞職し、会長職に復帰したときのスケ連の
スケーティング・インフォメーション(Skating Information) 

橋本会長の復帰を決定 日本スケート連盟 
2009年09月24日
 
日本スケート連盟は23日、東京都内で臨時理事会を開き、政権交代に伴って
外務副大臣職を外れた橋本聖子参院議員(44)の会長職復帰を決めた。
これまでは公益法人の役職を兼務できないため休職していた。 -後略-
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上の説明をご覧いただければ解かるとおり、公益法人に於いて副大臣が役職を兼務出来ないのは、
報酬をもらっていた場合です。

しかしながら、日本スケート連盟の役員名簿では、日本スケート連盟の役員は全員が非常勤で、
役員報酬規程では、非常勤役員は無報酬となっています。

無報酬であるのなら、当時の麻生内閣の中曽根弘文外務大臣に届け出ればよかっただけです。 
報酬のない名誉職であるはずのスケ連会長職なのに、なぜ休職 したんでしょう?





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