アルメニアのカレン・デミルチャン・コンプレックスの標高をグーグルアースで調べたら、
1,070メートルぐらいでした。
https://earth.google.com/web/@40.18870163,44.48275979,1073.42413212a,768.75220509d,35y,-38.99204833h,44.99990108t,0r/data=Co0BGooBEoEBCiUweDQwNmFiZDBhNjFhY2U3ZmI6MHg0YWQyYzM5NDFhY2Q5N2RhGWwEDmQYGERAIZuruZrVPUZAKkbjgrnjg53jg7zjg4TopIflkIjmlr3oqK0K1L_VodaA1aXVtiDUtNWl1bTVq9aA1bPVtdWh1bbVqwrVodW21b7VodW24oCmGAIgASgC
カレン・デミルチャン・コンプレックス標高

そして、ソチのオリンピック会場の標高は、グーグルアースでは、0メートルと出ました。
https://earth.google.com/web/search/sochi+olympic+park+icebarg/@43.4079,39.9575,-0.18864873a,742.38740769d,35y,0h,0t,0r/data=CigiJgokCcEMVB56tEVAESGh5xjws0VAGXIq27YV-0NAIXR7dLkL-kNA
ソチアイスバーグ標高


グーグルアースによると、アルメニアのリンクと、ソチのリンクの標高差は、1,000メートルを超えています。


真央ちゃんがアルメニアに向かった2014年2月10日、真央ちゃんが飛行機に搭乗した頃である
ソチの朝7時の気温は 9℃ 海面気圧は 1,016mbar(hPa)  現地の気圧も 1,016hPa(mbar)

https://www.timeanddate.com/weather/russia/sochi/historic?month=2&year=2014
2月10日 ソチの朝の気温710
https://keisan.casio.jp/exec/system/1203469826
ソチの気圧0210

そして、飛行機がアルメニア・エレバンに到着して少し経った、朝10時ころ
エレバンの気温は -5℃ 海面気圧が 1,027 mbar 現地の気圧は 897.65 hPa 
https://www.timeanddate.com/weather/armenia/yerevan/historic?month=2&year=2014
2月10日 エレバンの気温710
アルメニア気圧0210

アルメニアはソチよりも、気温にして14℃低く気圧も10%以上低く酸素濃度も
標高が1,000メートル上がる毎に、約10%薄くなるそうなので、9割程度だったわけです。


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ウィキペディアにはこうありました。

高度への順応
人体は、短期及び長期の順応によって、高地に適応することができる。高地では、短期的には、酸素の不足は頚動脈小体で感知され、呼吸の増加(過換気症候群)を引き起こす。しかし、過換気症候群は呼吸性アルカローシスという副作用も引き起こし、呼吸中枢が必要なだけ呼吸率を上昇させるのを阻害する。呼吸率が上昇しない原因は、頸動脈小体の不適切な応答や肺または腎臓の病気の可能性もある[1][23]。

さらに、高地では、頻脈になり、1回拍出量は減少し、心肺機能と比べて不必要な身体機能は抑制されるため食物の消化効率は低下する[24]。

しかし、完全な順応には、数日から数週間を要する。体は徐々に、重炭酸塩を腎排泄することで呼吸性アルカローシスを補償し、アルカローシスのリスク無しに適切な呼吸ができるようになる。これにはどのような高度でも約4日間かかり、アセタゾラミド等の薬品で促進することができる[23]。最終的に、グルコースの分解量が減るため体の乳酸生成は少なくなり、血漿の体積が減り、ヘマトクリット値や赤血球の質量が増え、骨格筋組織の毛細血管の密度が高まり、ミオグロビン、ミトコンドリア、好気酵素濃度、2,3-ビスホスホグリセリン酸等が増加する[1]。血液に酸素を多く取り込むため、肺動脈圧力は増加する。

高度とアスリートのパフォーマンス
アスリートのパフォーマンスに対して、高地は2つの相反する影響を及ぼす。瞬発力の必要な競技(400mまでの競走、走り幅跳び、三段跳び等)では、気圧の減少は大気からの抵抗が減ることを意味し、パフォーマンスは一般的に向上する[26]。持久力の必要な競技(5,000m以上の競走等)では、酸素の不足により、パフォーマンスは一般的に低下する。スポーツの統括組織もパフォーマンスに与える高地の影響を認識しており、例えば国際陸上競技連盟は、標高1,000mを超える場所での記録は「高地記録」として後ろに"A"を表記している。


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真央ちゃんがアルメニアにいたのは、2月10日から15日までの、4泊5日です。
(準)高地トレーニングの概念から言うと、「短期」ということになります。

高地トレーニングについて、いくつかのレポートを読みましたが、
短期トレーニングの後はパフォーマンスが上がるというものも、あることはありました。

しかし、短期間高地にいた後に平地に戻った場合に、体が適応できないまま
「低酸素ストレス」というものになることがあるというレポートもありました。
http://hontotsutae.blogspot.jp/2014/05/blog-post_14.html



2月15日、真央ちゃんがアルメニアを発った辺りの時間=朝7時の
エレバンの気温は -3℃ 海面気圧は 1,020mbar(hPa) 現地の気圧は 892.41hPa(mbar)
2月15日 エレバンの気温
アルメニア気圧0215

そして、ソチに着いた頃のソチの気温は 12℃ 現地の気圧は 1,010mbar(hPa)
2月15日 ソチの気温
ソチの気圧0215




科学者ではないので、詳しいことはわからないけど、
空気が薄いところに行ったら、疲れやすくなることぐらいは知っています。

アルメニアに丸々4日いて、疲れやすくなっている体が、
高度や空気の薄さに順応し始めたかどうかというときに、ソチに戻って来ているのです。

戻って来た日、酸素濃度は10割に戻りましたが、
気温で15℃の差と、気圧の短期間での2度の変化は、体に確実に影響があったと思います。

それの裏付けとして、顔色を悪くしてソチに帰ってきた日は、「練習していない」と報道されているのです。


-前略-
 鈴木明子(邦和スポーツランド)も同便でソチに戻った。その後、村上佳菜子(中京大)とともに練習した鈴木は「アルメニアでは団体戦のフリーの演技を修正しながら基本的なスケーティングに時間を取って、しっかりいい状態にしてきた」と笑顔で話した。浅田は練習しなかった


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「練習好き」で有名な真央ちゃんが、
スポーツ選手にとって一番と言っていい大会の前に練習を休んでいたのです。
余程体調が悪かったに違いない。



そして、忘れてはいけないことは、
真央ちゃんはアルメニアに「高地トレーニングをしに行ったわけでは無い」ということです。

2月19日に始まる女子シングルまでの、「調子を落とさないため」の重要な期間であったのに、
冬山登山を目指しているわけでもないのに、極寒の高地にわざわざ行く意味がどこにあったのだろう。

寒いところでは筋肉が収縮し、血管も収縮し、血流が悪くなリ、血流の悪さから酸欠になり、
内臓にも影響が来て、体調を崩し易くなる
」と書いてある整体師さんのブログもありました。
https://mitsuraku.jp/salon/52481/blog/20360/


アルメニア滞在中に、心拍や血液などの検査などをきちんとしながら体調を管理していたなどという
報道は一切無かったし、鈴木さんの日刊ゲンダイに連載された「スケート人生 キス&クライ」という
記事にも、そんなことは一つも書かれていませんでした。

高地トレーニングに必要な人材も設備も、現地には無かったと思っていいのだと思います。




バンクーバー後の4年間、
その間、人生で一番と言っていいほどの深い悲しみを抱えながらも練習をし続け、
人生全てを賭けたと言っていいほどの大事な大会の前の、本当に大事な1週間に、

気温差が15℃、気圧も酸素量も1割違うところを往復させることで、

体に相当な負担をかけさたってことが、

悲惨なリンクに送り込んで、ブレードを壊したことと並んで、


本当に許せない。




ご覧いただきありがとうございます    <モスクワの鐘>


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