アメリカABC放送が、
2006年の世界選手権の、男子最終グループの中継前に、
ブライアン対決についてのビデオを放送していました。


間違いがありましたら、ご指摘くださいますよう宜しくお願いいたしますm(_ _)m
このアドレス↓をクリックして、YouTubeでご覧ください m(_ _)m
https://www.youtube.com/watch?v=qhBXrBId3l4
Bo: ブライアン・ボイタノ  O: ブライアン・オーサー  T: テリー・ガノン
B: ディック・バトン  X: アナウンサー


0:02  T: The final group is getting ready to take the ice.
      There’s Johnny Weir, he needs a big effort here in the free skate.
      He’s an American champ.
      最終グループが氷に乗る準備をしています。ジョニー・ウィアーがいます、彼はここ
      フリー・スケートで大きな努力を必要としています。彼はアメリカのチャンピオンです。
0:09  T: And Brian Joubert. Could be his night. A lot of people think that uh… he’s prime and
      ready to go back to the Matrix program for him. 
      そしてブライアン・ジュベール。彼の夜になるかもしれません。たくさんの人が思っています、
      彼は、最良で、(映画の)マトリックスのプログラムに戻る準備をしています。

0:16  T: Among those in the attendance watching, Brian Orser, ’87 World champ.
      この観客の中に、87年の世界チャンピオンのブライアン・オーサーがいます。
0:21  T: Who can forget it, he and Brian Boitano fight here in this building one of the most
      compelling and dramatic confrontations in skating history?
      Still today, nearly 20 years later, it triggers deep emotions for both athletes wedged
      the Battle of the Braians.
      彼とブライアン・ボイタノのスケートの歴史の中で最も注目された、ドラマチックな対決の一つが、
      このビルの中のここで戦われたことを、誰がそれを忘れられますか?20年後の現在(2006年)でも、
      両方のアスリートをブライアン対決としてくさびで留めて、深い感情を発動させます。
 
BATTLE OF THE BRIANS
ブライアン対決

0:41  O: The Olympics is the only sporting battle but, really lives up to its billings m(_ _)m
      every single time.
      オリンピックはただのスポーツの戦いだ、しかし、いつでも     に則っている
      オリンピックは人々の持つ期待を毎回裏切らない唯一のスポーツイベントです m(_ _)m
0:49  O: To be a flag bearer at any Olympic games is… is huge honor.
      どんなオリンピックでも旗手になることは…大きな名誉です。
0:55  O: I’ve never felt so proud be a Canadian
      カナダ人であることをそんなにも誇らしく思ったことはありません。

1:00 Bo: This is important to me and this was the most important night of skating in my life.
      これは僕にとって重要で、これは僕の人生で最も重要なスケートの夜だった。
1:11  Bo: Surrounded by almost 20,000 people, a half of them were American and a half of
      them were Canadian. And the energy, the electricity in that building were just
      something you could see.
      およそ20,000人の人に囲まれて、半分はアメリカ人、そして半分はカナダ人だった。
      そしてビルの中のエネルギー、興奮は、正に何か見えるようだった

1:20  O: It was incredible. The anticipation of this final group was so overwhelming. 
      途方もなかった。この最終グループへの期待はとても圧倒的だった
1:25  O: Both Brian and I had followed this script, and came down to the long program
      which would everybody was waiting for. “The Battle of the Brians” was just…
      we were just following with this along perfectly.
      ブライアン(ボイタノ)と僕の両者とも、台本に従い、皆が待ちわびたであろうロング・プログラムに
      帰結した。“ブライアン対決”は…僕らはまさに完璧にこれに従った。

1:35  Bo: As I was stroking around and everybody else was getting off the ice.
      僕はそこら辺をストロークして(漕いで)いて、他の皆は氷から出て行っていた。
1:38  Bo: The entire audience was “Boitano!, Orser!, Boitano!, Orser!”  
      そして、観客全部が、“ボイタノ! オーサー! ボイタノ! オーサー!” だった
1:44  Bo: When I skated out there hit my spot and I turned around and looked and I saw
      the Olympic rings.
      僕が滑りに出て行って、位置について振り返って見たのは、オリンピック・リング(五輪のマーク)
      だった
1:50  Bo: And actually you can see me change and my blinks of my eyes. I’m going into
      this real zone.
      そして実際に、僕の変化と、目のまばたきを見ることが出来る。僕は本当の“ゾーン(最高の領域)”に
      入っていく。

2:03  X:  Everything he has, isn’t that?
      彼はすべてを持っていますよね?

2:07  Bo: I knew Brain Orser had skated and I didn’t want to watch him skate. 
      僕はブライアン・オーサーがスケートしたのを知っていた、そして、僕は彼がスケートするのを
      見たくなかった  
2:09  Bo: So, I went back in the dressing room. I took my costume off.
      だから、更衣室に戻って、コスチュームを脱いだ。
2:12  Bo: I set my Walkman on and I sat in the bathroom stall.
      ウォークマンを付けて、トイレの便器に座った

2:21  X: Is this Canada’s first Olympic men’s figure skating champion?
      これはカナダ初のオリンピックの男子のフィギュア・スケートのチャンピオンですか?

2:26  Bo: I looked at my watch and “OK, six minutes, he’s finished”, so I take my headphones
      off and I hear his very last mark. 
      時計を見て、“オーケー、6分だ、彼は終わった”と、だからヘッドフォンを外したら、
      彼の正に最後の得点を聞いた。
2:33  Bo: And his last mark was his only 6.0. 
      彼の最後の得点は、彼の唯一の6.0だった
2:37  Bo: And I went “I lost. OK. I lost.”
      そして、“僕は負けた オーケー 負けた”となった

2:43  X: Boitano has won!
      ボイタノが勝ちました!
2:44  B: Oh, my…!
      何てことだ…!
2:46  X: Brian Boitano has won the gold medal!
      ブライアン・ボイタノが金メダルを獲得しました!

2:50  Bo: When he walked into the dressing room, his hand went… he… he had the blank stares,
      hand went from his head and went down the face like this
      彼が更衣室に入ってきたとき、彼の手は… 彼(の眼)はぼんやりしていて、手は頭から、
      このように顔を降りていった
3:01  Bo: Went down on his face like that…
      このように彼の顔を降りていった…
3:04  Bo: And he needed to make a sound and he just walked into the bathroom and
      he laid on the floor. 
      そして彼は音を出して、バスルームに入っていって、床に横たわった。  
3:08  Bo: And I turned to many fans that came out to the bathroom and I said “What do I say?”
      “What can we say?” He was like “There… there’s nothing to say”
      そして僕は                  そして僕は“何を言ったらいい?” 
      “僕らは何が言える?”と言った。彼は“何も言うことは無い”と言うようだった。 

3:17  O: I think just the… the… the step out little at the triple flip made the difference.
      僕は、トリプル・フリップでの少しのステップアウトが、違いを作ったのだと思っている
3:23  O: I knew… an Olympic champion had to stay on the feet.
      オリンピックチャンピオンは、(ジャンプで)片足で立ち続けなければならないと、わかっていた。
3:28  O: I figured this one little slip was so minor that it could be OK.
      この一つの小さなしくじり(スリップ)はとても小さいから、大丈夫(OK)だろうと判断した。
3:34  O: You know, it came down to 5-4 split. It was the closest ever been in… in skating history.
      それは5対4に分かれた。それはスケートの歴史の中で史上最少差の接戦だった
3:40  O: Ouch!
      アウチ!(痛っ!)
3:41  O: So that was tough and to… live with.
      だから、耐え忍ぶのは…辛かった

3:45  Bo: Brian Orser was supposed to win that… that event and his advantage was not only
      just with the judging panel but just because everybody wanted him to win.
      And it was really his turn. 
      あの大会で…ブライアン・オーサーが勝つはずだった、そして彼の優位性は
      ジャッジパネルだけじゃなく、皆が彼に勝って欲しいと思っていたから。
      本当に彼の番だった。
3:55  Bo: And the figure skating is political
      そして、フィギュアスケートは政治的だ
3:56  Bo: And when your turn comes up, especially in those days, you’ve got to take your turn.
      君の番がやって来たとき、特に当時は、君は君の番を取る必要がある。

4:05  O: I went into those games, it was nothing else other than to win.
      あの大会に入って行って、勝つ以外に無かった。
4:09  O: So, I’ve never for second, so, you know, I’ve come in second
      決して2位になるためじゃないのに、2位になってしまった。

4:18  Bo: That moment was a high pressure moment split in half, and a half of those was him
      and a half of those was me.
      あの瞬間は強いプレッシャーの瞬間で、それは半分に分かれていて、そのうちの半分は彼の、
      そしてもう半分は僕のだった。
4:25  Bo: It gives you… a bond that can never be broken and that nobody else for really ever
      understand.
      それは決して破けない、他の誰もが決して本当には理解できない絆を与えた。

4:31  O: And I think we gave the audience and the fans around the world everything that ever
      waiting for and everything that they expected from us.
      そして、僕らは観客と世界中のファンに、待たれていた全てと、彼らが僕らに期待していた全てを
      与えたと、僕は思う。
4:41  O: We followed through and gave them the “battle of the Brians”.
      僕らは最後まで遂行して、彼らに“ブライアン対決”を与えた


・‥…━━━☆・‥…━━━☆


オーサーは、
the step out little at the triple flip made the difference.
トリプル・フリップでの少しのステップアウトが、違いを作ったのだと思っている」 と言っていますが、
本当にそうでしょうか?


オーサーが跳んだジャンプは以下だと思うんですが…(間違っていたらご指摘ください m(_ _)m) 
 
 1. トリプル・ルッツ
 2. トリプル・アクセル - ダブル・トゥ
 3. トリプル・フリップ (着氷乱れ)
 4. トリプル・サルコー - ダブル・ループ 
 5. トリプル・ループ
 6. ダブル・アクセル - ハーフ・ループ - ハーフ・ループ - トリプル・トゥ
 7. ダブル・アクセル
 8. シングル・アクセル
 9. ダブル・アクセル
10. トリプル・トゥ

トリプル・ジャンプは7つ、でも3-3のコンビネーションは無し

更には、下のキャプチャののような、間抜けな振付は散見されるし
3つ目のジャンプのトリプル・フリップの着氷は乱れるし()
バタフライはフリーレッグの位置がとても低くて不細工だし()
3回やったスピンは、全て強烈な腰高だし()
3回跳んだバレエ・ジャンプ(スプリット・ジャンプ)は、2度目だけしかきれいに跳べていないし、
最後のトリプル・トゥ・ジャンプの着氷も、両足着氷くさい()
オーサー迷シーン710



それに引き換え、ボイタノさんが跳んだジャンプは (間違いがあればご指摘ください m(_ _)m)

1. トリプル・ルッツ(タノ)
2. トリプル・アクセル - ダブル・トゥ
3. トリプル・フリップ
4. トリプル・サルコー
5. トリプル・フリップ - トリプル・トゥ
6. トリプル・アクセル
7. トリプル・ループ
8. ダブル・アクセル

フリップ-トゥの3-3のコンビネーションを含む、8つのトリプル・ジャンプに加えて、
スピン前のとてもダイナミックなバタフライ()
ちゃんと腰がしっか落ちてるシット・スピン()
10秒ぐらいの長ーーーーい、綺麗なイーグル()
バトン爺は、このイーグルをトリプル・ジャンプと同じ価値があると言っていました。
2度跳んだバレエ・ジャンプも、高さも、開脚の仕方も素晴らしい!()
ボイタノ名シーン710


本来ならテクニカルメリットで、かなりの差がついていなければいけないはずなのに、
実際はオーサーが言うように、「スケート史上最少差の接戦」

https://en.wikipedia.org/wiki/Battle_of_the_Brians
採点表

カルガリー前から、「技術のボイタノ、芸術性のオーサー」という印象操作をしていたようだけれど、
(なんか、バンクーバーの真央ちゃんとキムチに重なりますが…)
オーサーのプログラムのいったいどこが芸術的なのだろうか?


トリプル・アクセルを単独で1回しかしていなくて、3-3のコンビネーションも無しで、
トリプル・フリップの着氷も乱れて、スピンも腰高で、バレエ・ジャンプも汚い出来であったのに、
プログラムの音楽が終わった時に、天を仰いで喜び()、

テクニカルメリットでは、ボイタノさんが勝っていても、
アーティスティックインプレッションの点が出た途端に勝利を確信したようになるのは、
ボイタノさんが言うように、フィギュアスケートは政治で勝利が決まるからなのでしょう。


だけど、カルガリーの男子では土壇場で、「政治」より「実力」が勝って良かったです。



ちょっと面白かったのは、勝利を確信してから、2位という現実に気づいて、
クソッ!って言うまでの、オーサーの表情の変化です🌝
orser710


トリプル・フリップの着氷が乱れただけじゃなく、
2つ目のトリプル・アクセルが、ダブルになってしまったこと、
3-3のコンビネーションが出来なかったこと、
やってる本人が自覚していない訳ないのに…

ボイタノさんに、「完敗」であったと、18年経った2006年になっても、
自分をごまかして、現実を認められないところが、この男の歪み具合を表してますよね。
Ouch!(アウチ!/痛っ!)


「一見ノーミスなら、バックが勝たせてくれたはず」と思っている、
この男の「厄介な拗らせ」は、この時から始まり、
キムチヨナのコーチになっていくときにも、重要な要素になって行ったんでしょうね…



それにしても、低いレベルのプログラムしか演じて無いのに、
勝ちを確信したこの表情は
オーサー演技後


平昌での “勝ったーーーーー!” の絶叫の、原点を見るようです。

tokurei



<10月5日 追記>
“ちょい訳してみました”さん、ご協力ありがとうございました。m(_ _)m



ご覧いただきありがとうございます    <モスクワの鐘>


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