グランプリファイナルのジャッジの選び方も調べたんで、
お伝えしておきます。


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ファイナルのジャッジパネルの任命の基準

2018-19シーズンのグランプリのアナウンスメントより
https://isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/series-files-19/17598-gp-general-announcement-2018-19-final/file

9.6 Panel of Judges  ジャッジパネル
The panel of Judges will consist of 9 Judges of different ISU Members in each discipline, if possible, but not less than 7 Judges. Judges must have the qualification of “ISU Judge”. The invitations to the Judges will be issued by the ISU Secretariat.
各種目のジャッジパネルは、可能であれば9人、7人未満ではない、異なったISUメンバー(各スケ連)により構成される。ジャッジは“ISUレベルのジャッジ”の資格を持っていなければならない。ジャッジへの招待状は、ISU事務局から発行される。

No Judge may serve in more than two disciplines of the ISU Grand Prix of Figure Skating Final and two disciplines of the ISU Junior Grand Prix of Figure Skating Final 2019/20 each.
ジャッジは、ISUグランプリ・ファイナルで3種目以上、ISUジュニア・フランプリ・ファイナル2018/19で3種目以上に、それぞれ参加してはならない(2種目までは可)

The composition of the panels of Judges in each category will be made in accordance with the following procedure:
各種目のジャッジパネルの構成は、下記の手続きによりなされる。

a) first priority will be given to the participating ISU Members in the Senior Final;  
a) シニア・ファイナルに(選手が)参加しているISUメンバー(各スケ連)に、最優先に与えられる;

b) second priority will be given to the participating ISU Members in the Junior Final; 
b) 2番目にジュニア・ファイナルに参加しているISUメンバーに優先権が与えられる;

c) third priority, if necessary, will be given to the ISU Grand Prix of Figure Skating organizing
    ISU Members of individual ISU Grand Prix events (Senior); 

c) 必要であれば、各グランプリを開催するISUメンバーに、3番目の優先権が与えられる;

d) fourth priority, if necessary, will be given to the ISU Members with Judges present at the
 ISU Grand Prix of Figure Skating Final (Junior and Senior), but not mentioned under a) and b);

d) 必要であれば、グランプリ・ファイナル(の現地)にジャッジ(シニア・ジュニア)が現れているが、
 上記 a)と b) に含まれていないISUメンバーに、4番目の優先権が与えられる;

e) fifth priority, if necessary, will be given to the Organizing ISU Member of the ISU Grand Prix
 of Figure Skating Final and the ISU Junior Grand Prix of Figure Skating Final;
e) 必要であれば、グランプリ・ファイナル(シニア・ジュニア)を開催したISU メンバーに、5番目の優先権が
 与えられる;

f) sixth priority, if necessary, will be given to the ISU Members with Skaters/Couples
 qualified as alternates in the Senior Final;
f) 必要であれば、シニアのファイナルの次点になったISUメンバーに、6番目の優先権が与えられる;

g) seventh priority, if necessary, will be given to the ISU Members with Skaters/Couples
 qualified as alternates in the Junior Final;
g) 必要であれば、ジュニアファイナルの次点になったISUメンバーに、7番目の優先権が与えられる;

h) eighth priority, if necessary, will be given to the ISU Members with Skaters/Couples
 not qualified for 
the ISU Grand Prix of Figure Skating Final, with priority to the discipline
 concerned, starting from that 
Skater/Couple with the highest total amount of points but
 not being alternate for the final.
h) 必要であれば、その種目でファイナルの資格は得ず、次点にもならなかったが、(次点以下の選手の中で)
 一番高い合計点を持つスケーターがいるISUメンバーに、8番目の優先権が与えられる。


The invitations to the Judges will be issued by the ISU Secretariat immediately following
the last event of the ISU Grand Prix of Figure Skating 2018/19 (Internationaux de France de Patinage).
ジャッジへの招待状は、ISUグランプリ2018/19の最後の大会(フランス杯)の後、すぐに事務局長から発行される。

The respective ISU Members entitled to nominate a Judge must submit the name of the Judge(s) not later than November 29, 2018. 
ジャッジの任命する資格を得た各ISUメンバーは、2018年11月29日までに、ジャッジの名前を提出する事。

The selection of Judges will be made by the respective ISU Member. The ISU Members are responsible for providing all selected and stand-by Judges with the appropriate travel documents in time.
ジャッジの選択は各ISUメンバーによってなされる。ISUメンバーは、選択された全ジャッジとスタンバイのジャッジの、適切な旅行用書類を時間内に提供する責任を負う。


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2018-19のGPFの男子のジャッジに当てはめる
 
a) 最優先は、シニア・ファイナルに(選手が)参加しているISUメンバー(各スケ連)

   1. 羽生結弦 日本(棄権)
   2. 宇野昌磨 日本 →  Masako KUBOTA
   3.
ネイサン・チェン アメリカ →  Doug WILLIAMS
   4. ミハル・ブレジナ チェコ →  Jana BAUDYSOVA   
   5. セルゲイ・ボロノフ ロシア →  Olga KOZHEMYAKINA
   6. チャ・ジュンファン カノ国 →  Jung Sue LEE
   7. キーガン・メッシング カナダ →  Karen HOWARD

b) 2番目にジュニア・ファイナルに参加しているISUメンバー
   a) と重複している国は除外
   1. Petr GUMENNIK  ロシア   
   2. Camden PULKINEN  アメリカ 
   3. Adam SIAO HIM FA  フランス →  Florence VUYLSTEKER
   3. Tomoki HIWATASHI  アメリカ
   5. Andrew Torgashev アメリカ(棄権)
   5. Koshiro SHIMADA  日本 
   7. Stephen GOGOLEV カナダ

c) 必要であれば、各グランプリを開催するISUメンバーに、3番目の優先権が与えられる;
   a) b) と重複している国は除外
   第1戦 アメリカ
   第2戦 カナダ
   第3戦 フィンランド →  Merja KOSONEN
   第4戦 ロシア
   第5戦 フランス
   第6戦 日本 

d) 必要であれば、グランプリ・ファイナル(の現地)にジャッジ(シニア・ジュニア)が現れているが、
 上記 a)と b) に
含まれていないISUメンバー

   ジャッジ資格が「シングル」と同じの「ペア」のジャッジとして、中国イタリア が現地にいる
ファイナル参加国

e) 必要であれば、グランプリ・ファイナル(シニア・ジュニア)を開催したISU メンバー

   グランプリファイナル開催地 → カナダ (バンクーバー) カナダは a)  に既にいる


f) 必要であれば、シニアのファイナルの次点になったISUメンバー

   ファイナルの次点の国 →  アレクサンドル・サマリン ロシア
マッテオ・リッツォ イタリア  Raffaella LOCATELLI 

g) 必要であれば、ジュニアファイナルの次点になったISUメンバー

   Jファイナル次点の国 → 7.  Kirill Iakovlev  ロシア
7.  Yuma Kagiyama  日本
10. Andrei Mozalev  ロシア
10. Mitsuki Sumoto 日本
12. Roman Savosin  ロシア
12. Daniel Grassl  イタリア →  Raffaella LOCATELLI
12. Conrad Orzel カナダ

ファイナルジャッジ


イタリアの Raffaella Locatelli は、d) の基準以外にも、 f) g) に該当したので、
d) には該当していた中国ペアのジャッジよりも、イタリアのジャッジの方が、
ファイナルの男子シングルのジャッジに選ばれなかったのだと思います。m(_ _)m



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それにしても、グランプリファイナルに出場する国が、
男子シングル 6か国
女子シングル 2か国
ペア 4か国
ダンス 3か国
ジュニア男子シングル 5か国
ジュニア女子シングル 2か国
ジュニアペア 2か国
ジュニアダンス 4か国 で、


重複を除くと、たった10か国の選手しか出てきていないというのは、ちょっと衝撃でした。


だから倫理規則の変更で、
ISUイベントで5位までに入りそうな国はテクニカルになれないということですが、
それでも8月15日までに全ISUイベントのテクニカルが決められて、
グランプリシリーズ6戦のジャッジも決められて、
開催者に問い合わせればオフィシャル(テクニカルとジャッジ)の名前を教えてくれる状況であるならば、

1位から5位になりそうな国の選手は、ISUイベントに自国のオフィシャルが就いてくれなくても、
8月15日から試合前までに、いくらでも他国のオフィシャルとの「裏取引」も出来そうで、
「疑惑の判定」の排除にはならないと思います。


「倫理規程の変更」とか、上辺だけ変えたように見せても、何の問題の解決にはならない。


そんなことより、AIによる機械採点を導入すべき。

詳しくはわからないけど、5G になると「マルチアングル 視聴」や「3D映像」も
出来るようになるっていうのだから、
そういった技術を使って、「ジャンプのエッジ判定」「ジャンプの回転不足」や、
「リンクカバー率」、「漕ぎ数」と「速度」、「ステップの解析(つなぎの種類)」など、
目視でなかなかわかりにくいところを、わかりやすく解説するように変えていくべき。

いつもモヤモヤばかりが募るジャッジングをしている限り、スケートはマイナーなまま。



本当に、先日「GOEさん」がコメントくださったように、誰か真剣に

「ISUをぶっ壊す!」って言う人が現れてくれないだろうか……



ご覧いただきありがとうございます    <モスクワの鐘> https://twitter.com/skatingvenusmao


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